頭城リゾート農場

素朴で麗しい農家
【宜蘭県.頭城鎮】

 「頭城リゾート農場」は動植物の生態が豊富で、体験コースの施設も整い、農業、林業、放牧業を結合させて、農村の生活へと導いてくれます。田植えの体験、農場でとれる桂竹を用いた昔のおもちゃづくり、都市部とは異なる味の農村料理などを通して、農村の自然と人の営みを体験でき、農業文化を理解することができます。

  • 認証プログラム:體驗 餐飲 住宿
  • 有効期限:2011/01/01~2018/12/31

《農場の紹介》

 頭城鎮は蘭陽平原の最北端に位置し、東は太平洋、西は雪山山脈により、他の地域と隔てられてり、この地理的位置により昔から「宜蘭への玄関口」と呼ばれています。ここにある敷地約110ヘクタールの「頭城リゾート農場」は山と海、ゼロ汚染の青山緑水に囲まれています。山ザクラ、桃、南洋杉、ツバキと行った景観植物を植え、大きな桂竹の林もあり、桃、ザボン、キンカンといった果物、数多くの鳥類や昆虫にも恵まれ、バラエティーにとんだ自然景観と多様な生態系があります。ここに来ると心底からリラックスでき、農村の歩調に合わせて、素朴で自由な田舎の生活に戻れます。

 農場は地勢に従って、水稲文化エリア、農村動物エリア、菜園、果樹園、昆虫教室に分かれており、さらに、コテージ、魚釣り、水遊びのエリアもあります。体験コースは、畑の除草、牧場で牛や羊への餌やり、菜園や果樹園での瓜や果物摘みといった農作業関連の教室を用意しており、さらには、漬物づくり、豆腐乳づくり、天灯づくりも。料理は、伝統のかまどと薪を使い、大鍋で煮込んだ農村料理で、お袋の味を思い出させます。

 都市に住む人にとって「頭城リゾート農場」最大の魅力は、自然と一体になった素朴な雰囲気にあり、「農家」のすばらしさをひしひしと感じます。特に、裸足で畑に出て腰をかがめる農作業を一日体験するのは、強い印象を残します。

體驗《レジャー農場の体験》

 「頭城リゾート農場」はテーマが明確に打ち出され、台湾の農村の風景が完全に保存されています。果樹園、菜園があり、動植物も豊富で、来訪者はリゾート感覚を味わえます。生態環境の維持に対してもかなり力を入れており、自然環境が高レベルで維持されています。農業生産は「自然農法」の精神を理念として進められ、家畜の廃水処理も生態学に則った工法を採用しており、国内リゾート農場の見本と言えるでしょう。

 体験コースの企画、設計は、多くの選択肢が用意され、難易度も適切で、伝統農家の風貌維持に努めています。田植えと収穫などは、農作業の経験のない都市部の人にとって貴重な体験となってます。また、レストランや手づくり体験(窯焼き、絵付け、ラビング、竹細工)も、農場内の作物や地元の特産品をフルに活用して農業文化をプロモートし、独自性を出しています。スタッフは、能力、応対、実務操作、いずれも高レベルで、一定の水準に達しています。

餐飲《レジャー農場の飲食》

 農場の飲食空間は一カ所集中の大型レストランで、広くゆったりとして、一度に多くの人を収容できます。家具やディスプレイは素朴でシンプル。一部は体験コースの会場を兼ねているので、多元的な空間利用といえます。

 料理は、キンカン、タケノコなど、農場で取れた季節の作物や地元の特産品を主な食材にして、伝統の手法を用いて農家の特色を出しています。厨房の環境や設備も合格で、衛生レベルが高く、調理器具の管理も行き届き、清潔、乾燥の原則に適合しています。ステンレスの碗は使わず、箸、皿などは洗って再利用可能なタイプで、大型の食器洗い機を使い、保管用のキャビネットには防虫ネットが張られています。

住宿《レジャー農場の宿泊》

 「頭城リゾート農場」は基本的な宿泊施設を備えており、受付、通路、階段といった公共施設は、消防設備、非常口の標示も明確です。室内は、ベッド、テレビ、エアコン、衣類キャビネットがあり、バストイレもアメニティーグッズが一通りそろっています。インテリアに派手さはありませんが、衛生レベル、安全性に問題はなく、快適な宿泊環境といえます。

《旅行の推奨》

  • 田植え/農作業実体験

    農場内の「水稲文化エリア」では、田植えエリア、稲干し場を設け、風穀機(風でほこりを飛ばす装置)、脱穀機、石臼といった昔の農機具が展示されています。ガイドと田植え活動を通して、「春の種まき、夏の耕耘、秋の収穫、冬の収蔵」といった作業、「作った人の苦労」を実際に体験できるようになっています。

    ここでは、昔の農村でよく見受けられた、茅、泥、竹で作った土壁を再現しています。古色あふれる雰囲気で、昔の農機具といっしょに展示されて、農作業体験区がほんものの農家のように見えてきます。

  • 郷土料理/生粋の田舎の味

    「頭城リゾート農場」のオーナーは、「満腹になるまで接待する」という農家伝統の精神で、料理やデザートを用意し、来訪者がいつでも食べられるようにしています。伝統の郷土料理が中心で、朝食は、手づくり饅頭、サツマイモのお粥、肉でんぶ、グルテン、切干ダイコン入り卵焼き。昼食は、大皿の豚のナックル甘辛煮、ゆでた鶏肉、チキンロール、カボチャビーフンなど。夜は屋外でのバーベキュー方式で、タケノコと焼肉の取り合わせなど。ほかに、天然の桂竹の筒に、もち米、シイタケ、赤身の肉を入れ、竹製の蒸篭を使い、強火で素早く蒸した健康竹筒飯も有名です。来訪者が自分で調理して食べるスープ麺、肉団子スープも人気です。

  • 竹製おもちゃ/バラエティー豊かな桂竹の世界

    桂竹の林が農場の面積の半分以上を占めていることから、オーナーが竹細工づくりの体験コースを工夫しました。桂竹を用いた、竹トンボ、鳥笛など、さまざまな竹細工を教えており、竹の豊かな利用方法を知り、竹細工のよさを再認識できるとともに、昔懐かしいおもちゃを見ると、昔に戻って祖父母の時代を偲ぶことができます。

  • キンカン関連製品/おいしくて、ヘルシーな果物

    キンカンは、のどの渇き、せき止め、美容に効果があります。「頭城リゾート農場」が位置する宜蘭県は全国のキンカンの90%以上を生産している「キンカンの里」です。農場内にも多くのキンカンの木があり、毎年多くの実がとれるので、果物摘みを開放したり、酢、ジャム、密漬けといった関連ギフトアイテムを開発しています。

  • 自家製発酵食品/昔ながらの醸造手法

    豆腐乳、煮干のピリ辛炒め、サクラエビXOソース、これらはすべて「頭城リゾート農場」のサイドライン商品です。そのうち、冬瓜の漬物は独特で、冬瓜の皮を剥き、輪切りにして、日光に当てて適度に乾燥させてから発酵させます。防腐剤は一切用いない、山と水と太陽に恵まれた場所ならではの、オーナー手づくり天然発酵製品です。

《データー》

  • 住所:261宜蘭県頭城鎮更新路125号
  • 電話:+886-3-977-2222
  • ネット:www.tcfarm.com.tw
  • 公共輸送:電車に乗って亀山駅で下車し、徒歩約30分。平日は農場のシャトルバスあり(要電話予約)。座席指定列車に乗って頭城駅で下車し、タクシーに乗り換え(約220元)。
  • 車で:国道3号から国道5号に入る→トンネルを通過後、外側車線を走行→頭城ICをおりてから右折して頭城、基隆方面へ向かい、台2線濱海公路に入る→梗枋橋を越えた後、129.5km地点を左折→橋桁そばの道路標識に従って走ると到着。
  • GPS:E 121°50'55.6" N 24°54'25.4"