北関リゾート農場

【宜蘭県.頭城鎮】

 「北関リゾート農場」は山海の資源、そして付近の亀山島を結びつけ、独特の魅力をもつ観光地点となっています。自然景観や果樹園だけでなく、農作業、農村の風俗習慣に基づく体験コースや解説を中心に、さまざまな屋外教室を催しており、ここにしかない「カニ博物館」は、海洋の生態を知るための自然教育に最適です。観察、観賞に、手を動かすことで、「環境と人」の密接な関係を学ぶことができます。(北関リゾート農場はLishan Ecological Art Cultural Parkが運営する「Fulan Duo Yilan Lishan」に改名されました)

  • 認証プログラム:體驗 餐飲 住宿
  • 認証年:2011 - 2018

《農場の紹介》

 宜蘭県頭城鎮更新里に位置する「北関リゾート農場」は、濱海公路から約1キロ離れたところにあり、山と海に恵まれた自然環境です。高大な敷地に果樹が多く植えられ、雪山山脈を水源とする清流が一年中流れ込んでくるので、自然の「蝶の谷」が形成されており、多様な動植物資源を有しています。ここは台湾で最初の「生態」を中心したリゾート農場のひとつです。

 農場では、パパイヤ、オレンジ、ミカン、キンカン、スモモ、桃といった果物が植えられ、地鶏、ニシキゴイ、鴨も飼われています。地理的な関係とオーナーの趣味により設置されている「カニ博物館」には、五百種類以上、二千点を超える標本や本物のカニが展示されており、カニの生態を観察、理解するために最適の場所であり、内外の専門家だけでなく、多くの外国人観光客が訪れています。

 農場の歩道はよく企画されており、鯉魚池、山羊園、キンカン園、タンカン園、桂竹エリアを抜けると、遥か海上に亀山島を望むことができる「観日亭」に出ます。農場をめぐると驚きの連続で、一部はその特色により、「フィトンチッド歩道」、「ホタル歩道」として独立区画されており、大自然と親しみやすい設計となっています。飲食、宿泊施設も高レベルで、家族連れでのレジャーに最適です。

體驗《レジャー農場の体験》

 ここではキンカン、タンカンの収穫量が多く、季節と土地への適性によって、ダイコン、ブレッドフルーツ、ピーナツなどを植えています。果樹園では果物摘みができ、農作物はレストランの料理に使ったり、漬物などの加工品にしています。農場は自然環境に溶け込み、生態を重視しており、化学薬品は使用せずに自然農法を取り入れて育て、生態への影響を最小限にとどめています。来訪者の安全にも目が行き届き、建物は周囲の景観とよくマッチしています。爽快な「観日亭」は新しく建てられた半開放式の眺望台で、稲のわらを建材にして、内部にブランコを置いています。歩道沿いには「発呆亭」、「奉茶涼亭」などの緑化施設もあって、多様な生態を見せています。

 体験コースは農作業の技術を利用したものが多く、竹細工のカニの模型は、ここのカニ博物館と関連性があります。このほか、草もちづくり、天灯、夜間生態ガイドは、おもしろくて、ためになります。

餐飲《レジャー農場の飲食》

 料理の食材は、農場の作物を用いるか、でなければ近所の漁民、農民から仕入れています。レストランは広く、テーブルや椅子も整頓され、インテリアはシンプル設計。採光がよく、通路や共有施設を示す標識も明確で、快適な食事空間となっています。

 食器の衛生状態も良好。ナプキン、テーブルクロス、チェアカバー、フォーク、ナイフ、箸、スプーン、皿、碗、すべてきちんと整理されており、しかも洗って繰り返し使用できるタイプです。厨房は通風がよく、地面は乾燥し、調理台には汚れのたまらない材質を用いており、管理基準に合格しています。食材の保管でも鮮度の維持が配慮され、包丁、まな板、鍋、碗、へら、調理器具などは正しく管理されています。

住宿《レジャー農場の宿泊》

 宿泊施設は、「向陽楼」(早期建築)と「溪畔別館」(後期建築)に分かれます。いずれも階層ホテル建築で、客室内には、ベッド、衣類キャビネット、椅子など基本的な家具がそろっているシンプルなインテリアです。衛生状態もよく、布団カバー、シーツ、タオルは、洗って繰り返し使用するタイプ。全体的に快適で、安全な環境と言えます。

《旅行の推奨》

  • カニ博物館/多彩なカニの世界

    この博物館は約250坪の広さがある、世界で唯一の、カニをテーマとする博物館です。「北関リゾート農場」がある台湾東北角海域は、黒潮と太平洋沿岸流が交わるところで、収蔵品も主にこの海域から来ています。カニをテーマとするとはいえ、甲殼十脚類のエビやヤドカリの類まで、広く収蔵しています。「標本エリア」は、カニの進化、食用のカニ、カニの自衛術といったテーマ別展示で、さまざまなカニの特徴を観察できます。「生態エリア」では、カニの生息地を海抜高度により、淡水溪流、海岸林、河口の湿地、浜辺、潮間帶、深海に分けて解説しています。ここでは、カニの行動、餌取り、偽装など、おもしろい一面を観察し、ガイドを通して多彩なカニの世界に入っていくことができます。

  • 亀山観日亭/変化に富んだ湾の景観

    「北関リゾート農場」まで来たら、「観日亭」で果てしない海の光景を見るのを忘れないでください。亭は山腹にあるので視野がよくて、亀山島と紺碧の海を一望できます。この亭は稲のわらで建てられており、外観に特徴があるだけでなく、内部にはブランコまで置いてあり、休憩地点として人気があります。朝から夕方まで、多くの人がここで「価値のつけようもない」美景を観賞しています。

  • カニ型絵付け貯金箱/農場を代表する思い出の品

    カニをテーマとするリゾート農場に来たのだから、カニを持って帰りたい。そんな人のために、カニの形をした素焼きの貯金箱に絵付けする教室が用意されています。まず底のフタを取り、人差し指と中指を中に入れて支え、回しながら絵付けしていけば、手も汚れません。

  • シルクプリントTシャツ/実際に使える記念品

    「シルクプリント」はメッシュ印刷の一種で、スクリーン印刷とも呼ばれる多用途の印刷技法です。紙以外の材質に応用され、多品種少量の印刷に向いています。自分のサイズと好みによって、農場の用意した白のTシャツと透かし彫りしたスクリーンを選び、自分の表現したいカラーに従って、インキ、アクリル顔料をへらでスクリーンに塗り、スクリーンを取り外したら、オリジナルのシルクプリントTシャツの出来上がりです。

  • 手づくり草もち/香りが独特の伝統菓子

    「草仔粿」(草もち)は農村部に昔からあるデザートで、もち米の粉に「ハハコグサ」を加えてこねているので深緑色をしており、噛むとハハコグサの香りがして、繊維質の歯ごたえがあります。新芽や花の芯を洗ってから煮て、きれいに洗って臭みを取り、細かく切ってから麺生地に混ぜて色が均一になるまでこね、小さくちぎってから、餡のダイコン、肉の細切り、シイタケを入れ、30分蒸します。

《データー》

  • 住所:261宜蘭県頭城鎮更新路205号
  • 電話:+886-3-977-2168
  • ネット:www.peikuan-resort.com.tw
  • 公共輸送:北回り線の非座席指定列車に乗って亀山駅で下車し、徒歩約20分で到着。或いは、北回り線の座席指定列車に乗って頭城駅で下車し、タクシーに乗り換え。
  • 車で:国道3号から国道5号に入る→雪山トンネルを通過後、外側車線に変更→頭城ICをおりてから右折し、頭城、東北角風景区方面へ→頭城で台2線濱海公路に入る→烏石港、外澳、梗枋を径過→梗枋橋を越えて即左折→橋桁そばの道路沿いに標識に従って約1km走って到着。。
  • GPS:E 121°52'5.7" N 24°54'44.3"